「私」をあらわす言葉をi(アイ)にまた変えてみます!
- hyggeinfo
- 2022年10月11日
- 読了時間: 3分
2022/10/11
妳という字、你という字

⇈炭治郎が、禰豆子に「妳(あなた)をお兄ちゃんが死なせない」等、何度も言っているシーン。
これは、台湾バージョンの繁体字。
中国語の簡体字だと、この字は、【你(あなた)】にかわる。
<今まで、どうして「私(わたし)」という漢字のかわりに、「未(ばい)」を使っていたか>
①未だ完成形ではないという意味があるから。
②タンタンがキのことを「ケイちゃんはヒツジみたい」とよく言っていて、「未」もヒツジを意味するので使いたかったこと。
③「未」という字は、『未だ人に非ず』と不完全をあらわしているような字に見えてくることから。
男性は、自分たちを人の代表としてきた歴史が 今もなお続いているので、それを忘れずに自己反省し、気をつけなければならないという意味を込めたこと。
しかし、『未だ人に非ず』では、結局 その先に「人」がいるように感じられます。
「人」というのは、歴史上、男性のみを表してきました。
今も、男性が「人」と使うときに、その「人」という言葉に女性やマイノリティを含めずに使っていることが多いですが、女性でも気づかず使っている人は多いです。
戒めや自己反省をこめて「未」にしたのですが、一旦、やめてみようと思います。
英語のように一人称が1つで、しかもあらゆる差別が感じられない言語は少ないようです。
例えば、中国語なら、「我」となり、「にんべん」が巧みに埋め込まれています。
この「にんべん」の埋め込みは「私」にも巧みに埋め込まれています。
↑これはただの自分の持論なのですが、自分自身に懸念がある限り、使うことが苦痛なので。

大文字の【I】が良いか、小文字の【i】が良いかはまだ分かりません。
【We(私たち)】も使いたいので、大文字と小文字のどちらが良いかは使いながらゆっくり試案してみます。
<日本人が知るべき、漢字のルーツ>

世界中で男性が主役だと考えがちであったことが分かると思います。
男性自身が、この傾向があることを知り、どうして当時、多様性の思考が生まれなかったのか
どうやったら、こうならない未来をつくっていけるかを考えていく必要がある。
それにも、自己批判(男性自身が男性という性はどのような傾向があって何を気にしないといけないかを考えること)はカギになると思う。
簡体字では、「あなた」というとき、女性には【妳】、男性には【你】を使うが、簡体字では女性も男性も【你】に統一した。
統一したときに、男性を表すものを使うこともまた、男性が【人の代表】だと自分を考えていることが分かる。
そこには、女性の文字では代表になれないという女性への虐待メッセージが入っている。
男性自身が、こういうことを気づけるようになったとき、男性もまた 絶対に生きやすくなる。
iは考えました。
実は結婚するときに自分から "結婚相手の名字を名乗ろう" と言わなかった男性は、そのこと自体が女性への強い虐待なことを。
その【結婚相手への虐待】であり、そしてまた、【女性すべてへの虐待】であることが分かった。
男性自身が、こういうことを気づけるようになったとき、男性もまた 絶対に生きやすくなる。
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