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大切な人を支えるために出来ること・リーフレット➂2022/05/19

更新日:2023年7月29日

<以下はすべて翻訳です。デンマーク語のリーフレットはこちら




《性的暴を受けたの被害者の反応》



このページでは、性的暴を受けたに経験することについて、より詳しくびます。


あなた識があれば あるほど、より良い支援が出来るようになります。



・不快な験をさせられた間の反応は、千差万別です。

性的暴を受けた後が、まさに そうです。

よりも正しい反応や間違った反応はありません。

<緊急時の反応>


性的暴を受けた後、ほとんどの急性 心理的 危機反応を起こします。


これらの反応は、被害者、家族(近親者) 双方が 暴力的なこととして験させられることがあります。急性ですので、これらは一過性のものです。


繰り返しになりますが、重な点は、反応はによってきく異なるということです。


被害者は これらを同時にいくつも起こすこともあれば、さまざまな心理反応が順々に起こってい人もいます。(※心理反応の順序も、それぞれです)


・カオスの経験。 すべてに圧され、手に負えないように感じられる


・非現実的な感覚


が起こったのか理解できない。映画の中にいるような感覚になることがある


・コントロールの喪失。 自分の生をコントロール出来なくなったという感覚



<長期的な反応>


気分が落ち着くまでに(気分が良くなるまでに)かかる時間はそれぞれです。


非常に深刻な事が起こったのです。



辛抱強く、回復に時間がかかることを受け入れる力をしてください。


以下は一般的な長期にわたる反応です。


すべての被害者が すべての反応を経験するわけではありません。




性的暴・性的虐度も頭の中で繰り返されたり、悪夢にうなされることがあります。


のように度も見続けることもあります。





加害者や自分自身の運命に対して、被害者がりの感情をもつことは自然なことだと、は、比較的と 受け入れやすいものです。


しかし、実際には、多くの被害者が、環境や家族、友に対してもりを感じています。





でいること、一で眠ることに不や恐怖を感じることがあります。


“また同じようなことが起こるのではないか”と不になることもあります。






回避


性的暴・性的虐を思い出させるような状況、場所、を避けようとします。





気分の落ち込み


気分の浮き沈みが激しく、幸せな気分になったかと思うと、の瞬間には泣いてしまうことがあります。


イライラしやすくなるも多くいます。




羞恥心や罪悪感


羞恥心や罪悪感は、とても よくある反応です。


度もシャワーを浴びているにもかかわらず、自分のについて不公平感を持つもいます。


また、恥ずかしいと感じたり、自責の念にかられたりするもいます。





集中力・記憶力の低下



えば、新聞/テレビ/映画など を見ることのが難しくなることがあります。


また、学校や職場で集中できなくなるもいます。


読んだばかりのや、買わなければならないものを 思い出すことが難しくなるもいます。




孤独感・孤立感


孤独感・孤立感、 によっては、事のことを他人に話したくない、あるいは話すのに耐えられないことがあります。


このような場合、すべてを内向きに捉えたり(と関わらない様になったり)、すべての考えや感情を一で抱え込むことになります。




睡眠障害


寝つきが悪くなったり、悪夢にうなされたり、(ずっと横になったまま過ごしたり)睡眠に問題が生じることがあります。




身体的反応


多くのは、筋肉やの緊張、痛み、頭痛、吐き気、嘔吐、めまいなどの症状に悩まされます。





そのの反応


その他、さまざまな反応があります。

の反応より正しい、あるいは正常な反応というものはありません。



性的暴を受けたすぐに 全ての危機的兆候が現れることは、殆どありません。


反応の強さや持続時間には個差があり、以下のような場合があることも覚えておいてください。


傷行為、アルコール、自殺願望


痛みを和らげるために、いつもより多くお酒を飲むようになるもいます。

また、自傷行為をめたり、自殺願望を持つもいます。


専門家へ相談


このような症状がある場合は、(<加筆>家族や友として 自身が どのような対応が適切なのか知るために)一度専門家の助けを借りようと思うことが重です。


レイプ被害者センターに連絡し、相談してください。




(<加筆>真の専門家かどうかは、内省を続けることが出来ているかが見極めるポイントです。その専門家が権かどうかは全く関係ありません。


例:「あなた(被害者本人)の考えの方が、わたし(専門家)の見識などより合っている」と専門家の方から言える。


このような専門家は世間より、被害者を助けたいという覚悟が勝っています。

残念ながら このような専門家は、殆どいないことが 日の現状です。

この現状はいずれ変わります。心してください。


被害者ということに関して、本当の専門家は被害者本人であり、被害者から教えてもらおうという態度が取れないは、真の専門家ではありません。

専門家の発言や動に被害者がつき、その専門家に言えなかったとしても、それは専門家や社会の問題なだけで、被害者本人の問題ではありません。


被害者も加害者も救おうとすれば、専門家や社会のほうが変わらざるをないのです。)





自殺願望


性的暴を受けた多くのは、「ができただろうか」「どうすれば良かったのか」と自問自答しています。


起こったことは自分の責かもしれないと感じるもいます。

性的暴・性的虐は自分のせいだと考えるもいます。


これは、被害者と加害者が暴が行われる前にっていたり、会ったことがある場合に特に当てはまります。


これは、加害者が全くの他人の性的暴(レイプ)の場合も同様です。



本能が反応を決定している


性的暴を受けたとき、多くのが自分が考えてきたことや、思っていることと違う反応を経験します。


これは至極当たり前のことなのです。

過剰な恐怖下では、生本能が優位に立つからです。


たちは、この本能を自分でコントロールすることはできません。


そのため、全く反撃しないなどというも少なくありません。


先ほど申し上げたように、これは まったく普通のことで、自分を責めるようなことではありません。


家族(友・恋など近親者)として あなたが出来るヘルプは、性的暴前、暴中、暴行後動すべてで、決して被害者を責めないことです。


被害者を責めれば、不当な罪悪感を増させてしまいます。


家族(友・恋など近親者)として 、性的暴は被害者のせいではないという認識を持って支援することが重なのです。


被害者に「あなたは悪くない」と言ったり、そうサインを出し続けることで、切な生を助けよう!!

- 心理的な反応


〔<加筆>心理学で、変(ドイツ語:Verschiebung)とは、元の形では危険または受け入れられないと感じることを、新しいことや対象に置き換える無意識の防御メカニズムのことです。〕


中には、その出来事を すぐに忘れようとするもいます。


これは、実はごく普通・自然の反応なのです。


【抑圧(制止・抑制)】は自動的に行われるものです。


つまり、被害を受けた本人は非常に無自覚であることが多いのです。


短期的には、【抑圧(制止・抑制)】はれた心理的防衛になります。


今、ここにある状況に対処できるようになるのです。


この【抑圧(制止・抑制)】という力がなければ、被害者にとって、耐え難い苦痛を味わう可能性が高かったと考えられます。


長期的には、抑圧が収まることで性的虐に対処できるようになります。



被害者が、性的虐と 関連する考えや感情を受け入れるには、日、週間、ヶ月、年と、長い年月かかるでしょう。



いつ専門家の助けを求めるべきか


たとえ年も前に起こった性的暴・性的虐であっても、心理学者・カウンセラーなど専門家の助けをりるのに遅すぎることはありません。


思考や感情への働きかけに期限はないのです。


助けが必なタイミングはそれぞれです。


しかし、の場合には、常に助けを求めることをお勧めます。

(※助けを求めるかどうかは被害者自身が決めることです)


・自殺願望がある

・精的、肉体的な反応が頻繁に起こる、または強く起こる

・長期間(数ヶ月から数年)にわたり心理的な反応が続いている

・性的暴・性的虐を思い出すことを長い間(数ヶ月から数年)避けている

・自傷行為がある

・痛みをらげるために、お酒をたくさん飲んだり、薬を飲む

助けを求めるかどうかは、被害者自身が決めることです。


しかし、家族の一員として、支援が受けられることをらせることはできます。



レイプ被害者のためのコンタクトセンター


レイプ被害者のためのセンターで、虐待後の心理的支援に関する情報をることができます。


レイプされた直でも、ヶ月、年経ってからでも、センターに連絡することができます。


が起こったのか、助けが必なのか、よくわからない場合でも、気軽に電話をかけてください。


連絡先は、このリーフレットの最に記載されています。


(<加筆>世界のレイプクライシスセンターの状況を知るために Iが勝手に訳しており、当センターの迷惑になっては困るので、ここには連絡先を記載しません→デンマーク語リーフレット原本はこちら


被害者が前に進みめたサイン


性的暴・性的虐に関する感情や思考が、苦痛に支配されることなく、ある程度コントロールできるようになったとき、そのは前に進んでいるという良いサインです。


<サインの

・日常生活が機能していることを、被害者本人が気持ちよく感じている

・自分の生について、自由に判断できることを被害者本人が気持ちよく感じている


 
 
 

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