女性の教育費 VS キャリア形成
- hyggeinfo
- 2022年4月27日
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更新日:2022年4月27日
※子育てをする女性の未来の在り方について書きますが、
子どもを産まない選択をする方、産めない悲しい思いをしているかたがいる一方で、
子どもを産むこと=温暖化がすすむという視点など様々あります。
少子化は地球にとって良いと考えるかたも多くいます。
そのうえで、子育てをする女性が生きやすいって どういうことなのか分からないながら、グダグダ書いてます。
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⇊【出産までにいくら貯金が出来るか】と【かかった学費の比較】を表にしてみました。
※大学だけ私立の場合は、【高校卒業後にかかった費用のみ】を参考にしてください。
赤字のところは【自分にかかった学費】と【働いてからの貯金】の差額がマイナスという意味です。

楽観的に貯金額を高く見積もっているので、現実はこんなに甘くないですが、なんとなくで表にしてみました。
女性が親に頭が上がらない&これだけ教育費をかけてもらったのに専業主婦やパート勤務をして情けないと自分を責めかねない状況にあることが見て取れます。
高卒以外はほぼ赤字で、出産までに貯金する額は教育費に見合っていないようです。
出産後 主婦やパートで働く女性の多い日本は、せっかく教育を受けた女性を生かせていない国と言えます。

⇊内閣府男女共同参画局の資料2021より


2019年12月に史上最年少34歳で首相になったフィンランドのサンナ・マリーンは、2019年6月に運輸・通信相に就任した際、【1日6時間労働・週休3日制への移行を目指す考えを発表】し、その半年後、首相となった。
5つの政党から成る連立内閣で、5つの政党(社会民主党、左翼同盟、中央党、緑の党、スウェーデン人民党)の党首は全員女性であった。
32歳1人、34歳3人(この一人が社会民主党党首サンナ・マリーン)、55歳1人。
女性12人、男性7人の大臣で内閣が作られた。
日本のような1日8時間労働・週休2日だと、女性は、効率的に子育てと仕事をするしか方法はない。
その代わりに、パートを選ぶと、最低賃金から+300円が関の山であろう。
最低賃金が930円の場合、プラス300円なら時給は1230円になるが、パートやアルバイトで時給が300円増えることなんて、そうそうない。
まぁ、未(わたし)が10代のころの夜中時給700円で働いていたことと比べると、明確な最低賃金があり、夜22以降働く場合に1.25倍加算してくれたりと、良くなったと感じる。
性犯罪被害後はアルバイトやパートも数日しか続かない。
未の気力はどこに行ってしまったのか、毎日探す日々。
こんな風に生きるしかないなんて、人間界ってなんてつまらないのだろう。
積極的安楽死を望む人が多いことに納得。
⇊2021年内閣府男女共同参画局の資料

パート・アルバイト
<日本のパート・アルバイト勤務のお給料の例①>
1日5時間(昼休憩1時間)週4日(月20日)時給930円の場合、93,000円
年111万6000円
<日本のパート・アルバイト勤務のお給料の例②>
1日5時間(昼休憩1時間)週4日(月20日)時給1230円の場合、123,000円
年147万6000円で130万を超すことになり、夫の扶養を超してしまう。
時給930円と時給1230円とでは、月に3万円かわるのだが、夫の扶養内で働くために、結局は月10万ほどで働こうとする人女性が多い。

実際、令和2年3月結果確報によるとパートタイム労働者の平均月収は97,201円、年収116万6000円であった。
正社員
パートやアルバイトと違い、正社員の場合、9時~18時勤務<残業なしの場合>の募集が多い。
会社に最低9時間(うち1時間休憩) 居ることになる。
これに合わせて子どもを保育園に送ろうとすると、8時までに子どもを送り、9時から18時まで働き、家に着くのは19時(夜7時)になる。
夕食は作らず買ったとして、19時30分に子どもに食事を出すのも至難の業だ(もしくは食べておいてもらう)。
20時10分にお風呂に入らせる。
子どもの就寝を保育園や幼稚園が推奨する21時に設定すれば、子どもの勉強は見られない。
これは、小学生以降も変わらなさそうだ。
22時就寝にすると、1時間程時間はあるが、仕事疲れで子どもの宿題を見るのが精一杯。
子どもの高学歴を望めば、塾(保育園~小学校までは公文・学研類)か家庭教師を雇うことになる。
公文なら一教科7,700円。英語・国語・算数を習わせると23,100円。
家庭教師なら、1か月1教科4回13000~20000円程+交通費400円~1000円。
朝8時に子どもを送るためには、7時に食事を提供することになる。
そのため、子どもの学校の用意は朝6時頃か、子どもの就寝後の22時以降になる。
23時までにすべての子どもの用意を済ませることが出来たとして、次の日の6時半には起きなければならない。
(※このスケジュールはかなり楽観的に見積もっています。
実際は子どもの保育園や仕事先が家の近場にあるとは限らない
日本の平均通勤時間は片道40分。東京は片道50分。)
子育てによる時短勤務の場合、その女性の昇進は望み辛い。
平日に何のお稽古もさせていない人は、休日子どもにお稽古をさせてあげたくなり、送り迎えはしようと決心したりする。
少ない休み時間は削られる。
(子どもが小学4年位になれば一人で通えるようになるかも)
<大学の学費の目安>
国公立大学 約240万円~260万円(4年間)
国公立大学 約360万円~400万円(6年間)
私立大学(文系) 約390万円(4年間)
私立大学(理系) 約540万円(4年間)
私立大学(その他) 約500万円(4年間)
私立大学(医歯系) 約2,357万円(平均)(6年間)
<平成30年文部科学省・学校基本統計を表にしてみた(万以下は切り上げ・総計は約)>

医科歯科大
医科歯科大卒の人がいつ出産するのかは、未には想像がつきません。
研修医を終わったくらい(26才~29才)が多いのかもしれません。
医師になれば月収100万くらいになるでしょうから、出産後、主婦、他業種、アルバイト、パートという人は少なさそうな気がします。

しかし、医師で働くにせよ、正社員にせよ、子どもを育てる場合、超効率的に両立させねばならないということは変わりません。
正社員で残業があれば帰りはより遅くなり、医師ならば、患者の容態によって急な仕事も多い。
フィンランドのサンナ・マリーンが一日6時間・週4日勤務案を出したことも頷けます。
しかし、フィンランドでさえ、この案は採用出来てない。
男性より良い待遇を望んだり、産休や育休中に今までの給料より多く保障して欲しいなどと主張することは、北欧でも出来ないようだ。
今後は、(地球環境を配慮し、他の動植物が人間のペットやモルモットになる事がない上で)、男性の勝ち組基準に合わせるのではなく、女性、クィア、チャレンジド、マイノリティが落ち着いて余裕ある時間をもちながら、生きていく方向に舵がとられるべきである。
現在、北欧では 正社員で週35時間まで、週休2日が多い。
フィンランドの一般的な勤務時間は 8時~16時までで週5日。
7時から15時や、9時から17時の人もいる。
日本は1時間の休憩があるので9時間なのだが、フィンランドの場合は休憩を含めて8時間(1日に働ける最大が8時間)、職場まで平均して5分~10分で着くということ。
⇊garbagenewsより抜粋(日本の通勤時間)

女性の就業率世界一、世界一同権と言われるノルウェーでも、結局子どもを持つ女性の4割がパートタイムを選んでいる。
正社員の給料を女男同賃金にしても4割がパートタイムを選ぶのは、やはり余力ある時間がなさすぎるためだと考えられる。
このことから、130カ国が、パリテ法でなく、クォーター制を導入していることも頷ける。
〔フランス:パリテ法後、2002年12%→2007年19%→2012年27%→2017年39%〕

⇊2021年のデータ(内閣府男女共同参画局の資料より)

政治家や裁判官は公平性を担保してもらいたいので女男同数で良いと思うが、一般職業すべてに女性同数を求めても、ノルウェーの女性が同権や同賃金(男性と同賃金だけでなく、パート・アルバイトの時給が正社員と同じ)を達成して尚 4割が正社員を選んでないことから、子育てにおいて時間的な余裕もノルウェーの子育て中の女性にとって重要だと伺える。
ノルウェーの子育て中女性の6割が正社員を選んでそうに一見見えるのだが、パートやアルバイトを選ぶと、様々な保障、老後に受けられる年金などが大幅に減ってしまう為、子育てのためにパートを選びたくても、躊躇してしまう人が多いという。
絵空事だが、正社員とパートで同一賃金がもらえ、定年後の年金や保障に差がなく、子育て中は【子育てというキャリア】を積んだことにしてもらえて、子育てというお給料がもらえ、仕事に100%復帰したときにも、その子育てキャリアをプラスしてもらえるなら、子育ての時間的余裕を積極的に持てるのかもしれない。
少なくとも、出産後母乳が出ている間は、在宅勤務などの対策が必要で、男性の育児休暇とは違った、もっと物理的な母乳出ちゃう問題がある。
キャリアを目指す女性は、母乳の冷凍保存もありえるが、実際は赤ちゃんに直にあたえることもまた、生物的に必要なことの一つでもある。
少子化だというのなら、母乳が出ている間はその母乳が赤ちゃんに直接渡るように考えることも、女性のキャリアを失わないことと同じく必要なことだと思う。
その2つをどちらも叶えると男性はやはり不公平だと取るのだろうか?
16時退社が普通の北欧ですらこの状況で、18時退社の日本人女性が、子育てと仕事の両立を目指せば、超効率が求められる。
家事などを全部こなすとしたら、北欧女性どころではないスーパーウーマンを超した超人である。
もはや人間的ではないのかもしれない。
内閣府の男女共同参画局の調査によると、現在の日本の6歳未満の子どものいる夫婦の家事労働の平均時間は女性7時間34分、男性1時間23分であった。
未の表には、一般的に日本人女性が負うものと考えられている日本人女性の家事負担、介護負担(夫の親の介護負担まで)など重負担は計算に入れていない。
家事、介護、子育てはそれ1つで人を鬱や燃えつき状態にさせるほどの負担であるというのに、今も女性がすることが多く、逆に妻の両親の介護をしている夫は殆ど聞かない。

女性に教育の機会を与えようとしない異常な女性差別の国々・宗教・タリバンのような組織の考えが、上記に書いた日本の教育費と出産までの貯金の差額を見ていると、分からなくもなくなり、複雑な気持ちになってくる。
女性には出産・育児が関わるので、過剰な学費や、長すぎる教育が本当に大切なのか分からなくなってくるのだ。
女性の出産年齢を見越した学校制度でなく男性に即した年齢設定は、女性にとって厳しい気がする。
例えば、医師として働くのは、研修医終了以降になるが、初期臨床研修は2年。
実際は多くが、後期臨床研修を受けるが、後期臨床研修の期間は約3年だ。
ストレートで医大にいき、ストレートで研修を終えるのが29才だ。
29才で研修医を終えて、そのまま妊娠したとしても出産は30才を超えるし、研修医の後まったく医師としてのキャリアをつまずに出産したり、また医師として駆け出してすぐに妊娠というのも、本人にとって心労となろう。
医大の浪人率は60%、入学後の留年率も高い。
そうなると、医師になるだけで、30才以降になる。
頑張って、32才で医師になれたとして、キャリアを3年だけつみ、35才で妊娠、36才で第一子出産ということになる。上手く第2子をつくれるというものではない。
第2子を望むなら40代ということになる。
出産を考えると、その後の子育てと医師の両立は、現在の日本の労働環境だと、厳しすぎないだろうか?
⇊funinsyou-senki.comより

何らかの染色体異常が子どもに見つかると、現在、女性が働きにくい現実がある。
※その病気が悪いと言いたいわけではありません。
こうやって考えると、日本でも一家に金銭的に余裕がなければ、やはり男の子に教育費を使おうということになってしまう。
女の子に教育費を使えたとしても、キャリア形成に繋がりにくい上に、仮にキャリア形成できたとしても、子育てと仕事の両立を考えれば、その女の子はクタクタで超人的に過ごすことになりかねない。
また、女の子に親が教育費を使ってくれた後、その女の子がパートや主婦を選んだ時には、その女の子は 親に対して後ろめたく感じたり(親が後ろめたく感じる必要はないと言ってくれたとしても感じてしまうものだし{※親からのこの気遣いが必要なうえで})、これだけの教育費を使わせて キャリアを築かない自分を情けなく感じたりすることになり、どちらにしても女性は生き辛い。
たとえば、卒業後に奨学金の返済をする場合、女性が妊娠できる時期は限られているので、子どもが学費を払うことは かなり酷な状態である。
もちろん、女の子が教育を受けられないこともまた酷な事であり、親はそれをきちんと分かっておく必要がありそうだ。
奨学金


↑ アコムなど、消費者金融の利率が高いために5%は少ないような気がするかもしれませんが、例えば500万円借りて返済予定日を過ぎてしまえば、利息だけで月に2万834円になります。
返済予定日から500万円を返した場合は、月に5万返済しても、返済額は29165円しか返済できておらず、172か月かかることになります。172か月後、計算してみると860万円になっています。(まぁ返済予定日より先に沢山払っているとは思いますが)
⇊Study速報より2016年私立の医学部の学費を表にしてみました

⇊まなのびより抜粋

⇊マネーナビゲーションより大学の奨学金で破産者は5年間で1万5千人
どうしてなのかを表す図4つ
①奨学金破産の割合

②授業料入学料の推移

③仕送り額

④就職後の給料の推移

専業主婦の家事労働は日本で月収約26万円、年収312万円とされる。
(家事は毎日で終了時間がない。1084円の時給で1日8時間計算でこの金額になる)
批判を覚悟でいうなら、これを夫に負担させるのではなく、国が負担するのはいかがか?
キャリア形成したい女性は もちろん今までのように働くことも可能。
それだと働き手がいなくなるとか、働いている女性が損をするということもあると思う。
このアイデアは行き過ぎかもしれないが、もう少し女性が余裕のある時間をもちながら、子育てをして、キャリア形成するプランがいる。
仮に男性と同じぐらいバリバリ働いても、現在の日本の女性には、子育てプラス これだけの女男の家事差、そして介護まである。
反対に専業主婦のいる男性は、仕事に専念できる。
仕事をしている女性が仮に子育て、家事、介護がなくとも、専業主婦つきとは凄い差がある。
未(わたし)には キャリアを積む女性はカッコよく映り、被害後 無気力になってアルバイトさえできない自分は いつまでも負け組だと思ってしまうが、現実はキャリア女性もまた、ほんとうの幸せとは言えない・勝ち組でもないような気がしてきた。
主婦もバリキャリ女性も、どちらも後ろめたさがある。
世界で女性が活躍しているこの現代で、主婦の方が勝ち組だと言っていた昔の日本人女性が、合っているような気さえしてきた・・・ウガッ

女性を解放するアイデアは、今までのものとは全く別の、女性の余力を残した幸せに 考え直す必要がありそうだ。
中卒だろうが、大学院卒だろうが、女性が生きていきやすい年収320万(家事をしていたら、この金額が夫からでなく国からもらえたら)を最低保障してもらって子育て出来るなら、かなり落ち着ける。
もちろん、もっと稼ぎたい人は稼いでも良い。
今日 現在、1212兆4680億円も日本には借金があるんだから、この機会に女性の気楽さにシフトした国にならないかなぁ。
軍事費や思いやり予算ならすぐに兆を捻出するのだし、女性にも捻出してくれないかな。
年収320万円って、世界的に見たら、全然多くないですし。

⇈120円換算くらいで計算して、表に加筆しています。
2019年、年収の平均は約560万円です。世界と違って日本は女性差別が酷くて所得格差がありすぎるために、女性と男性で年収が相殺されて、かなり平均以下になっているから、女性の年収が上がることは良いかもしれませんよ!
2016年の日本の平均年収(パートなどは除く・社員や公務員などのように毎日働いている人)は、女性が279万7,000円、男性が521万1,000円でした。

⇈〔すくらむ〕より抜粋
少子化対策、グッティ(夫)からのDV対策、離婚後の生活の安定にもつながる。
男性に合わせないといけないお金の仕組みだと、上手くいかないのは当たりまえな気がする。
主婦もバリキャリ女性も、子育て時間も金銭面も どちらも充実し、安心して暮らせたら良いのだと思う。

せっかく貯めたお金が、結婚式代に消える可能性も大!
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北欧は自殺者が多い。
⇊reddit.comより抜粋(2016年10万人あたりの自殺者)

人口10万人中の粗自殺率(2016年)
世界全体では10万人当たり10.5人
デンマーク 12.8人
フィンランド 15.9人
アイスランド 14人
ノルウェー 12.2人
スウェーデン 14.8人
日本 18.5人
福祉大国の国々の自殺者が多いのは不思議だ。
考えられる1つ目の理由は日照率。
そのため、お日様が出ているときは、人々は日光浴をかかさない。
太陽の光が大切なことを、北欧のかたがたは実感している。
その他、フィンランドのマリメッコに代表されるように鮮やかなファブリック(生地)で気持ちを明るくさせたり、北欧食器やリサラーソンのようなデザイナーたち。

北欧家具は木の力を使って穏やかな気持ちにさせたり、デンマークの照明は移りゆく時間を楽しむ余裕を作る。
⇊ELLEの記事より:デンマークのショールーム

キャンドルや暖炉は、本当の炎を実際に見ると脳は瞑想状態と同じ状態になるなど、心を大切にしてきた。
家や建物の雰囲気づくりをとっても大事にして、家族や友人との団欒(Hygge)を過ごす。
⇊デンマークのホームページsvanholmsvenner.dkより夕食の写真

ノルウェーのホテルの様な刑務所に代表されるように、福祉や人権にも、世界のどこの国よりも力をいれている。
日照時間の短いことは避けられないために、北欧の人々は長い年月知恵を絞り、人が生まれてから亡くなるまでの幸せを追求してきた。
子育ても仕事も(たぶん、家事も、介護も、人権配慮も)出来るのが当たり前とされており、女性も男性と同じ低賃金の職につかないように思考も訓練されている。
では、どうして自殺者が多いのか。
もしかしたら、どのような国の基準でも、そこから外れたときの人の報われなさというのはあるのかもしれない。
日本でレイプ後に無気力になり、働けなくなって、何が未を生かしているかと言えば、残念ながら日本の女性差別社会がほこる主婦の多さだ。
昔と人数が逆転しているとはいえ、3分の1の人口をほこる。
女性の人権が進み、北欧と同じように男性と同じように働き、お給料も男性と同じなら、働けない年月が増えれば得るほど、人と未(わたし)との差は増えるばかりで、生きていられなかったと感じる。
主婦と働く人数が逆転しても、現在も子育て中の女性の主婦を探せば、五万といる。
20~64歳までの現役世代の専業主婦の割合は25.5%。
2018年厚生労働省によると、専業主婦の世帯は約33%。
これは65歳以上の女性がパーセントをあげていると考えられます。
逆に、現役世代で専業主夫をしている男性はデータ上2.7%ですが、実際はアーリーリタイアなどの人がいるそうで、1%くらいだそうです。
⇊PRIMEより抜粋2つ


未(わたし)が家にいても特段 言われないし、1週間に1~2日たった4時間働こうとしただけで、未(わたし)の父は「子どもたちがいるのに、なぜ置いて働くのか?かわいそうじゃないか」とこの時代に言ってきた。
たくさんの人が「働く必要ない」と、言ってくれる。
これらは、未個人の心配をして言ってくるのではない。
本人の意見が女性個人よりも優先されるためか、別に女性が働かないのは、そんな特別なことでもないから言いやすいか どちらかである。
しかし無気力状態の未には有り難い。
(これは、気力のある女性が報われない裏返しでもある)
世界中で男性の自殺者が多いのは、定年以外で働けなくなった時、生きているのが地獄になるためだ。生きている価値がなく思えてくるのだ。
(働かなくても楽しい・生きていけると達観できている男性もいらっしゃいますが、そういうことを言っているのではありません)
ただ、生きているだけで、世界中全員が負け組と思わずに生きられるシステム(個人の考えではなくシステム)が、北欧でも日本でも求められているような気がする。
それは子どもを持てない・持たないではなく、障害のある・なしでなく、性的マイノリィである・なしでなく、女性である・なしでなく、素晴らしい職業につけない・つけるでなく、そもそも職につけない・つけるかでない、
すべての人が負け組に感じないシステムだ。
たぶん、今の世の中、実はみんなが負け組に感じていて、みんなが孤独に陥っているのに、それを隠し切れないか・隠せているか、声に出せていないか・出せているか、働けていないか・働けているかの差だけなのだ。
かなりの貧困にある人を早々に救うことが、いつでも喫緊の課題過ぎて、負け組だと感じている殆どの人(実は本人も気づかない程、自死と隣り合わせの状態)を救うためには、今までの共産主義でも・今までの資本主義でも、北欧の福祉国家でも、どのアイデアでも、まだ駄目なのだ。
みんなが負け組に感じない社会を一から考え、創り出さなければならない。
<おわり>
<おまけ>

↑ 日本では子どもが出来ると、専業主婦・働く女性ともに幸福度が下がっている。
⇊ダヴィンチより抜粋(プラス矢じるし付けてます)

↑ 日本は専業主婦の幸福度が高い。

未婚男性の不幸感が高い。(幸福感ではなく、不幸感です)
⇊ガールズチャンネルより抜粋

世界から見て、日本人の不思議なところは、
専業主婦女性の幸福度が高く、男性はどの国の男性よりも勤務時間が長く(フランスの男性の2倍以上)、日本人男性で一番幸福度の高い人口は、妻が専業主婦の場合だったという。
日本人は女男どちらとも保守的な傾向が強いということかもしれません。
38カ国+パートナー4か国



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