女性の生きやすさに向けた「三行提報」5/1~
- Ken.I
- 2022年5月1日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年5月7日
これから毎日、「三行提報」を投稿してみようと思います。
「三行提報」は株式会社SATOの二代目社長藤田東久夫さんが始めたものだそうです。

「三行提報」は会社経営のために社員が日々の業務の中で気づいたことや改善できることを報告したそうですが、ここではそれを応用して女性の生きづらさを少しでも改善できることや気づいたことを短文で投稿してみます。
正確には報告ではないので、三行提案くらいのイメージですが。
ちなみにここではあくまで女性に焦点を当てて考えたいと思います。
社会には様々なマイノリティや社会的弱者がいますし、もちろんそのような人たちの生きづらさに目を向けることは大事なことだと思いますが、そうすると焦点がぶれてしまいそうですし、女性の生きづらさは男性からすると死角になっている部分なので、あえて女性に焦点を当てます。
さっそく5/1の三行提報です。
「男性は、女性への差別・生きづらさに対して日々、それに気づく努力をするべきである。なぜなら男性として生活している以上、男性的価値観や男性的環境で中で生きているから。それゆえに男性は日々、気づく努力をしないといつまでも女性の苦悩は死角にあるままになってしまう。」
5/2
「男性は、“女性だから”や“女性らしさ”、“女性比率”など物事の中で女性性を切り分けて扱う際には、そこに差別がある可能性を前提に考えるべき。その思考にメスを入れない限り、男性はその死角に気づくことはないし、女性の生きづらさは見えてこないと思う。」
5/3
「女性差別の見えにくさ、死角は、日常化された生活様式や思考の中にあるからで、女性差別を見極めるためには、女性性を男性性切り分けないということではなく、むしろ日常生活の中ではっきりと女性性を意識して、浮き上がらせることが第一歩である」
5/4
「女性差別は無意識に行われていることが大半で、それは日常生活のなかに組み込まれていることが原因である。例えば、伝統行事に女性が参加することを禁止するものがあるが、それはアメリカの黒人差別と同じレベルで考えなければならない。」
5/5
「日本人男性に女性差別をしているか?という質問をすれば、おそらく全員がしていないと答えるだろう。OECDのジェンダーギャップ指数のランクを見ても、"自分"が女性差別をしているという認識はないだろう。それこそが無意識に差別をしているということである。」
5/6
「女性が差別に"苦しんでいる"ことを知ることで、男性はこの世の理不尽を初めて知る。男性として、最大限の想像力をもって、女性が女性であることを理由に受け入れている苦悩を考えたい。」
5/7
「女性は女性という理由で受け取る利権については、甘受してよいのではないだろうか。なぜなら男性は男性という理由で利権を貪っているのだから。あまりにも男性だらけの世界だからこそ、"女性だから"という言い訳を男性がしているだけではないか。」
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