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日本以外7か国の刑事裁判【陪審制4か国・参審制3か国】

更新日:2022年2月27日

2022/01/14

陪審制の国


1 【イギリス:13世紀ころ~】


2【カナダ:18世紀半ば~(イギリスの植民地になったことからイギリスのコモンローが適                用されるようになった)】


3【アメリカ:イギリスの植民地時代(1787年)~】


4【ロシア:1864年~陪審制、1917年~人民参審制、1993年~一部の地域のみ陪審制、2010年陪審制(ロシア全土)】






陪審制とは


①陪審員が裁判官から独立して、事実の判断、有罪・無罪を決定することが出来る。


②陪審員は量刑に関与できない(例外あり)。


③評決は全員一致(国によっては、多数決を認める)




BBC放送の10代による模擬裁判の映像なのですが、日本では映像は見ることは出来ませんでした。10代の若者が起こした共同企業犯罪を題材に、すべての役を10代が演じる刑事裁判のライブ映像だそうです!すごい!さすがイギリスですね!




見た感じは白人に偏っており、女性と男性の比率は同じような印象






写真は男性ばかりのような印象を受けます!



内容はロシアの刑法では、地方裁判所は被告人が無期懲役になりそうなときのみ陪審を行う。そして、ロシアの刑法は女性は無期懲役の判決を受けることがないとのこと。



自分の娘を殺害した女性の裁判で、

ロシア憲法裁判所が、女性に陪審員による裁判を受ける権利を認めたと、RAPSI法律ニュース(木曜日)が報じた。この決定は、アリョーナ・リマール(自分の娘を殺害した罪で起訴された女性)の訴えを調査した後に下されたものです。


ロシアの刑法によると、地方裁判所は、被告人が無期懲役に直面した場合のみ陪審裁判を行う。しかし、ロシアの刑法では、女性は無期懲役の判決を受けることができません。

この現状は女性と男性の不平等を招くということ。


今回、憲法裁判所が「これは女性差別であり、女性の法的防御の権利を制限する」として、被告のアリョーナ・リマールに有利な判決を下した


という記事内容。



<参審制の国>


1【フランス:1791年~陪審制、1941年~ドイツ式の参審制】


2【ドイツ:1840年代後半~陪審制、1920年代~名前は陪審裁判所のままで、参審裁判所になる】


3【イタリア:1848年~陪審制、1951年~参審制】




参審制とは


①職業裁判官と市民から選ばれた参審員が合議する。


②参審員は、裁判官と同等の権利を有し、罪責と量刑を判断できる。






Le procès d'Assises réunit un nombre important de personnes, et au minimum :

アサイズ裁判では、少なくとも


- le Président et ses deux Assesseurs,

トップの人と2人の査定員


- les six (ou neuf) jurés,

6人(または9人)の陪審員


- L'Avocat général,

検察官


- la victime et son Avocat,

被害者& その弁護士


- l'accusé (entouré de quelques Policiers) et son Avocat,

被告人(数名の警察官に囲まれている)& その弁護士


- le Greffier,

登録官


- l'Huissier d'audience,

裁判所の案内係(吏員りいん:職員)


- le Directeur d'enquête (Policier ou Gendarme),

捜査責任者(警察官または憲兵隊員)


- trois ou quatre Experts,

3、4人の専門家


- une dizaine de témoins...

10人ほどの目撃者


soit au moins, pour le procès d'Assises le plus simple, plus d'une trentaine de personnes.

つまり、最も簡単なアサイズ裁判でも、登場するのは、少なくとも30人以上ということ。




アルフォンソ・ボナフェデ大臣が、国会で約束した刑事司法制度改革時効廃止について、イタリア刑事室連合の元秘書の著者が警鐘を鳴らしている記事。


大臣は「時効は絶対悪」だと言うが、手続きの煩雑さと、偽りの控訴をする者たちが出てきて、裁判時間はここから無限大に伸びるだろうと大臣を批難している記事。


未(わたし)個人としては、時効という制度は、加害者が罪を逃れることになり、被害者は時効後、一生苦しむと思います。


のレイプ被害は日本では3年以内に親告しなければいけなかったので、裁判できなかった。


株式会社ボディワークホールディングス代表・ラフィネ社長・清水秀文と川口の商工会議所会頭の細野壽雄はいつまでも捕まらずに生き続け、死後も名誉を保ったまま生きることが出来るのです。(自首などする人間たちではないでしょうね)


時効など、殺人罪の凶悪犯のみ対象なのではなく、廃止しないといけないと思います。


裁判時間が伸びるからと司法に携わる方にこんな書き方をされ、時効制度を続けられたら困ります。


自身が理不尽な被害に遭って3年で罪に問えなくなることになり、その後一生、被害以上のその理不尽さに苦しむことになれば、それがあまりにも他人事の意見だと分かるでしょう。


Metoo運動でも何十年と経って被害者が加害者の名前をあげました。


そもそも昔、強姦罪などを制定した時代は、男性がその罪刑を制定したのです。

女性がその時効や時効の短さを考えたわけではありません。


その時効に世界中の被害者が苦しみ続けているから、世界中でMetoo運動に反響があるのであって、そのMetto運動を知っても猶、その時効を続ける国は女性差別が酷い国というだけのこと。時効があっているから続けているわけではないのです。


時効など廃止して、この2人がさっさと裁かれてほしいです。




ドイツ、ノルウェー、アメリカの司法制度の違いの映画らしく、言語はドイツ語と英語のみ。

とても見てみたいので、日本語翻訳版が出ると良いなぁ!!

“3つの国、3つの司法制度、3つの刑罰制度。

アメリカの裁判所は死刑を含む強硬な判決を下すことが多く、自由主義のノルウェーでは凶悪犯罪者は数年で釈放されることが多いなど、この3カ国の個々の司法形態は異なっている。

共通しているのは、被害者と加害者に分かれていること。

ドキュメンタリー映画作家のフベルトゥス・ジーゲルトは、新作の中で、一方は罰せられるべきで、他方は起こったことをできるだけ早く忘れるべきであると表現。

しかし、それぞれの行為とその結果は不可逆的(元に戻ることが不可能なこと)であるため、どちらも部分的な成功にとどまる”と記事は書いている。




⇈7か国の陪審制・参審制の歴史が簡単にまとめられていて、とても良いです!


 
 
 

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